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FX業者のA-book、B-bookとは何?その違いとは?

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「A-book、B-bookの違いがわからない」
「そもそもA-book、B-bookが何かわからない」

そんな方に向けての記事となっています。

この記事ではA-book、B-bookの違いについて簡単に説明していきます。
私もこの記事を書こうと思うまでは知らないことでした。
記事を読んでいただいている方に少しでも役に立てばいいなといいなと思っています。

A-book、B-bookとは何か

結論として

A-book…担保があり破綻しないブローカー

B-book…担保がなく破綻する可能性があるブローカー

A-bookの概要

担保があることについて図を用いて説明します。

A-bookの一番の特徴である破綻しない理由としては、顧客から預かった資金をインターバンクに流していることにあります。
インターバンクという大きな担保があるため資金が不足することがありません。
資金をインターバンクに直接流していることからブローカーは不正ができず透明性があるといえます。
入出金時のトラブルが少ないともいわれています。
主な収益は手数料(スプレッド)となっています。
顧客が長期的に勝てるようになればなるほど収益が増えるため、サービスや機能が充実していることが多いのも特徴です。
インターバンクが許容できるレバレッジが100倍までとなっており、100倍を超えるレバレッジをかけることができません。

B-bookの概要

こちらも図を用いて説明します。

破綻する可能性があるとはいうもののブローカーに大きな資金があれば破綻しにくいのですが、2010年に起きたギリシャショックにより当時世界で2番目に大きかったB-book業者が破綻しており、資金があるから大丈夫ということではないと頭に入れておきたいところです。
B-bookではインターバンクに資金を流しておらず顧客と1対1の取引をしています。
そのため主な収益は顧客の負け額となります。
そのため顧客が勝ちすぎると出金拒否などのトラブルが発生することもあるようです。
B-book最大の特徴としてはなんといっても100倍を超えるハイレバでの取引が可能なことです。
インターバンクに資金を流さないからこそできる仕組みであり一番の魅力といえます。
スプレッドが小さいことやスワップフリーができるのも特徴です。

国内のFX業者はA-bookなの?それともB-book?


結論として担保のあるB-bookです。
しかしごく稀にA-bookのFX業者もあるようです。
こちらも図を用いて説明します。

最大の特徴としては、国内FX業者はB-bookでありながらも国が資金を担保しているため、資金面ではかなり安全といえます。
国内FX業者では信託保全が義務付けられており万が一FX業者が破綻しても預けていた資金の全額が返金されるようになっているので安心です。
レバレッジも最大25倍までと決められています。
しかしB-bookのため基本的な収益は顧客の負け額となっています。
さらにインターバンクに資金を流していないため不正はできてしまいます。

まとめ

〜A-book〜
・インターバンクに資金を流していることから破綻せず安全かつ透明性がある。
・基本的には手数料商売なので顧客に勝ち続けて欲しい。

〜B-book〜
・担保がなく破綻する可能性がある。
・基本的な収益は顧客の負け額
・100倍を超えるハイレバが可能

〜国内FX業者〜
・B-bookながらも国が担保となっており資金面ではかなり安全。
・基本的な収益は顧客の負け額

現時点では口座開設に迷っているなら国内FX業者を選べばいいのかなと個人的には思っています。
私はFX歴1年が経過しましたがまだ国内口座しか使っていません。
しかし今後は海外口座を使ってみようかなとは思っています。

人それぞれのトレードスタイルがあると思うので、自分である程度調べてから自分のトレードスタイルに合わせて選ぶのがベストだと思います。

この記事が口座開設をする際に少しでも参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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